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基礎知識

2014年12月01日

すまいのカビ対策

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お悩み相談Q&A

木造建築には伝統構法と在来工法があるとききましたが,違いを教えてください。
・ 木造の建物は,柱と梁により建物を構成するものですが,「伝統構法」は,柱に貫(ぬき)を用いて,互いの部材を貫通させる構造形式で,木材の継ぎ目を補強するために車知栓(しゃちせん)や込み栓(こみせん)などの木の栓を用いて固定します。柱は太めで,筋交い(すじかい)などがなく,釘や補強金物を使っていません。
・ 「在来工法」は,最も多く採用されている工法で,柱,梁と呼ばれる材料で組み上げていく事が基本となっていますが,伝統構法の柱より細く,筋交いや耐力壁を設けます。伝統構法とは異なり,部材同士の接合部は弱いので,釘や補強金物を用います。
「畳」の特徴を教えてください。
・ 畳は「畳床(たたみどこ)」と「畳表(たたみおもて)」からできています。「畳床」は,乾燥させた稲藁を圧縮したもので,稲作の副産物を有効活用しています。「畳床」の藁は空気を含んでいるため適当な弾力,高い保湿性があり,室内の調湿作用や空気浄化作用などの高い機能を持っています。またクッション性があり,転んでも,板床に比べて衝撃を吸収してくれて安全性にも優れています。
・ 「畳表」は,い草などの茎を乾燥させて,これを緯糸(よこいと),麻糸などを経糸(たていと)として織り上げたものです。い草は,空気中の二酸化窒素(NO2)を吸着する性質があることが知られており,部屋の空気浄化に役立つともいわれています。
「床の間」はなんのためにあるのですか。
・ 「床の間」は,南北朝時代から室町時代に成立した書院造の要素の一つで,掛軸を飾り花瓶や香炉を置く「押し板」と書院とが一体化して「床の間」になったと言われています。近世になると,城の広間や武家の屋敷などの客間に「床の間」が設けられるようになります。その後,庄屋などの民家の屋敷や領主等を迎えるための邸宅の座敷にも「床の間」が設けられるようになり,室町中期には数寄屋風書院造が広まるとともに,丸太や竹を使った「床の間」が生まれました。この床の間はいろいろな形式をとって現代にも受け継がれています。床の間は,客を迎える部屋に設けるもので,おもてなしのこころを表す場所となっているのです。

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