マンションの大規模修繕をすると固定資産税が減税される!?

「修繕積立金が引き上げられないので、必要な資金が集まらない」「大きな工事でなかなか合意が取れない」「そもそも区分所有者さんが関心を持ってくれない」

様々な問題で大規模修繕が実現しないマンションをお持ちの皆さんのために、大規模修繕を後押しする「マンション長寿命化促進税制」が創設されました。管理計画認定を受けてマンションの大規模修繕をすると、固定資産税が減免されるかもしれません!これを機会に、大規模修繕に取り組んでみませんか?

「マンション長寿命化促進税制」を活用しよう!

マンションの大規模修繕が大切なわけ

◆◆ 分譲マンションの修繕は、管理会社がやってくれるものと思っていませんか!?

実は、分譲マンションの修繕は、区分所有者である皆さんの総意をもって、皆さんが積み立てた修繕金で修繕しなければなりません。

◆◆ 共用部分の修繕は、共有財産として所有している区分所有者の皆さんが行うことです

一戸建ての住宅の場合、もし、外壁がひどく傷んでいたら、壁が落ちてしまわないうちに修繕しなきゃ!と感じるでしょう。自分の建物ですから、当然です。

マンションでも同じです。階段や廊下、エントランス、建物の構造体などの共用部分は、区分所有者の皆さんの共有財産です。区分所有と分かっていても、「自分も所有者の一人」とはなかなか思いにくいものですね。

◆◆ 定期的なメンテナンスである大規模修繕がマンションの物理的・市場的価値を維持・向上します

ですが、傷んだところをそのまま放置しておくと、建物が劣化・老朽化が進んでしまいますし、時には外壁が剥がれて周囲に悪影響を及ぼすこともあります。建物を適切に維持し、時には向上させるために、定期的な大規模修繕を行うことで、管理の行き届いたマンションとして市場での評価も上がり、資産価値の向上にもつながります。もし売却しなければならなくなった時、価値が高いマンションでありたいですよね。

管理計画の認定とは?

適切な管理計画を有するマンションを自治体(京都市)が認定する制度です。マンションの管理運営の状況や経理、長期修繕計画の状況などをチェックし、認定を行います。

認定を受けたマンションは、管理組合の同意の下、マンション管理センターのHPで公開されるため、次の効果が期待できます。

・管理の良好なマンションとして市場で評価される
・マンション共用部分のリフォームの融資金利が引き下げられる
・区分所有者の管理意識が高まり、管理水準を維持・向上しやくすくなる など

詳しくは、こちら(京都市情報館HPへ移動します)。

まずは情報収集と相談を!

皆さんの管理組合では、管理計画認定制度やマンション長寿命化促進税制について、議題に上ったことがありますか?まずは、組合員の皆さんに知ってもらうために、情報収集を行い、ご自身のマンションが対象となるか、確認してみましょう。

制度の要件のこと、管理計画認定制度のこと、手続きに必要な書類のこと、税の手続きに関することなど、分からないことは相談ダイヤルに相談しましょう。

 

◆◆ マンション管理計画認定制度やマンション長寿命化促進税制に関する相談

受付時間 10:00~17:00(土日祝休日、年末年始除く)
(運営:一般社団法人 日本マンション管理士会連合会)

◆◆ マンションの管理や再生に関する詳しい情報は、マンション管理・再生ポータルサイトまで。

◆◆ 京都市分譲マンション管理計画認定制度についてはこちら。(京都市情報館HPへ移動します)

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2023-04-28 10:00:55
ページの先頭へ戻る

みやこ安心住まいセンター(安心安全の住まいづくりを応援!住まいのワンストップ総合窓口)

京都市住宅供給公社(安心のすまいを信頼とともに)

京都公営住宅ポータルサイト