近畿の新築マンション価格が30年ぶり高値! マンションはいつ買い時か?

近畿の新築マンションの販売価格が30年ぶりの高値になった!というニュース。
しかも1平方メートルあたりの単価は、73年の調査開始以来の最高値を更新しました。

“不動産経済研究所が7月20日発表した近畿2府4県における2022年上半期(1~6月)の新築マンション1戸当たり平均価格は、前年同期比で3・3%上昇の4502万円となった。旺盛な需要を背景に5年連続で上昇し、1992年以来30年ぶりの高値だった。

1平方メートル当たりの単価は4・6%上昇の76万7千円となり、73年の調査開始以来の最高を更新した。発売戸数は13・7%減の7225戸だった。京都市が13・8%増の785戸と伸びた一方、神戸市は38・6%減の705戸と落ち込んだ。”

引用元:京都新聞ON BUSINESS 近畿の新築マンション4502万円、30年ぶり高値 上半期平均(2022年7月20日)

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/biz/840394

マンション価格が最高値になった主な要因は、地価と建築コストの上昇ですね。

7月1日に発表された京都府内の路線価は、前年比で住宅地は0.2%上昇。
最高路線価は、上京、左京、中京、下京、右京の税務署管内で上昇しました。昨年下落した路線価は、上昇または横ばいに転じました。

建築コストでは、特に木材と鉄筋や鉄骨の価格が上昇しています。
ウッドショック(木材価格急騰)に加えて急激な円安やウクライナ侵攻により、今後更に建築コストが高騰しそうです。

地価や建築コストの上昇が下落に転じる可能性は低いため、新築マンションに限らず、新築マンション価格の影響を受ける中古マンションの価格もしばらく高止まりすると予想されます。

 

では、今はマンションの買い時なんでしょうか?

これまで見てきた要因によれば、マンション価格はしばらく高止まり、場合によっては更に上昇の可能性がありそうですので、今買っても損ではなさそうですね。

今が買い時の理由は他にもあります。

一般的な住宅ローンは、金融機関の費用負担で生命保険に加入できるメリットがあります。

住宅ローンの借主に万一のことがあれば、住宅ローンの残債務が生命保険によりゼロになります。とってもお得なこの制度ですが注意点があります。
もしも、生命保険に入れないような持病を発症すると住宅ローンを借りることが難しくなります。住宅ローンを利用した不動産の購入は、健康なうちしかできません。早めに購入すればこのリスクを減らせますね。

ご参考にしていただけると幸いです。

(一社)京都府不動産コンサルティング協会 https://www.krca.or.jp/

空き家活用部会 株式会社スマート・ホーム 小林 悟 https://www.smart-hm.com/

 

 

登録者一般社団法人 京都府不動産コンサルティング協会
最終更新日2022-10-14 8:28:08
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