「すまいを適切に管理する」に関するQ&A

断熱性の高い住宅に住んでいますが、住まい方で特に注意することはありますか?

昨今の断熱性能の高い住宅に住まう場合、「冬に暖かく、夏に涼しく」住まう方法が、従来のものから少し変わってきました。

冬、室内を暖める「熱源」は暖房設備だけではありません。
室内の熱を保ちやすいということは、なにより日中の太陽の熱を上手に活用することが出来ます。

一方で、夏は一度暖まると逆に冷めにくくなることもあります。
そのため、夏の日射しで熱が室内に入ってしまうと、室内に熱がこもってしまいます。
夏に窓から入る太陽の熱で室内が熱くなると、強く冷房しなければいけなくなります。
遮熱性能が高い窓を使用していても、その窓から差し込む日射しをしっかり遮ることが、冷房エネルギーを減らすための基本となります。

断熱性の高い住宅は、「熱が逃げない」ことが特徴です。
その特徴をしっかり理解し、季節に応じた日射しのコントロールすることが大切です。

出典/「省エネ性能に優れた断熱性の高い住宅を住みこなす住まい方ガイド」(一般社団法人 環境共生住宅推進協議会、編集協力:国土交通省 住宅局)

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2024-08-31 17:21:21

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