「すまいをリフォームする」に関するQ&A
リフォーム工事に不具合が多く,補修を求めていますが対応してもらえません。どうすればよいですか。
建築工事請負契約においては、工事後に不具合がある等、契約の内容に適合しないことがある場合、工事請負業者は契約不適合責任を問われます。
注文者には修繕を求める追完請求権があり、それに応じてもらえない場合は、代金の減額請求をすることが可能です。ただし、注文者は不適合を知った時から1年以内に工事請負業者に通知する必要がありますが、リフォーム工事の場合、契約書に工事請負業者が責任を負う期間が記載されている場合は、その期間が優先されます。
期間の問題もありますので、不具合の発生個所や時期、補修請求した日などの経緯が分かるよう書面(FAX、メールを含む)等で補修の依頼を行った方がよいでしょう。
また、代金の減額請求だけではカバーできないケースでは、損害賠償請求や状況によって契約解除も可能となります。
まずは、請負工事業者との話し合いが必要ですが、話し合いに応じてもらえない場合は、時間的な制約もありますので、速やかに公的な機関や消費生活センターの相談窓口を利用したり、弁護士による法律相談を受けたりすることをおすすめします。
登録者 | 京安心すまいセンター |
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最終更新日 | 2022-11-24 11:23:32 |