「すまいを建てる / すまいをリフォームする」に関するQ&A
住宅を新築したが、リビングの床が傾いている。工事業者は許容範囲だと言って対応してくれない。
床の不陸(ふりく)について、許容範囲といった基準はありません。
調査しなければ原因は不明ですが、先ず、床が傾斜、不陸している事実を数値などで具体的に工事業者に伝える必要があります。評価住宅等の紛争処理に関する基準等をご参考になさってください。
業者が補修すると回答するのでしたら、補修にかかる時間や費用について確認するとよいでしょう。
また、業者が補修しないというような場合は、対応してもらうための交渉方法を考えなければなりません。話合いで解決しない場合は、業者との関係がこじれる前に、弁護士や建築士などの専門家にご相談ください。
<参考資料>
- 新築建売住宅リビングの床の不陸がひどい。(新築建売住宅リビングの床が水平ではないのでは。)
マンガで紹介、住宅トラブル事例集トップ|住まいるダイヤル (chord.or.jp) - 住宅の品質確保の促進等に関する法律(平成十一年法律第八十一号)第七十条の規定に基づく住宅紛争処理の参考となるべき技術的基準について
国土交通省:住宅紛争処理の参考となるべき技術的基準 (mlit.go.jp) - 木造住宅(在来軸組構法)「床の調査方法(床の傾き)」の調査方法シート
(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター:住宅紛争処理技術関連資料集 (chord.or.jp)
登録者 | 京安心すまいセンター |
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最終更新日 | 2023-01-13 9:00:49 |