管理費と修繕積立金

分譲マンションを購入すると購入代金のほかに,毎月、管理組合に対して管理費と修繕積立金を支払わなければいけません。金額はマンションの規模などによって変わります。
管理費は日常的な建物の管理,例えば共用部分の清掃やそれに使用する水道代,電気代,管理人が常駐するマンションではその費用,またいろいろな設備の保守点検や維持管理に使われます。
 修繕積立金は,大規模な修繕にかかる費用を積み立てるものです。管理状況などによって変わってきますが,マンションは,築後12~3年を過ぎると大規模な修繕が必要になることがあります。配管や設備の老朽化,外壁,共用部分の改修,屋上防水の再施工など大規模な工事に備えて,修繕費用を積み立てるのです。この修繕積立金は新築分譲のときは安く抑えられていても,数年で値上げが行なわれる場合がありますので,購入時に確認することが大切です。
管理費や修繕積立金の未納があると、修繕計画の際に資金が不足するなど維持管理に支障をきたし、資産価値の維持にも影響します。各管理組合員が組合員としての役割についての理解が求められます。

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2022-03-07 15:59:10
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