普通賃貸借契約と定期賃貸借契約
普通賃貸借契約は,契約期間の定めがあっても原則として更新することができる契約です。
一方,定期賃貸借契約は,更新がなく,期間の満了により終了する賃貸借契約のこと。ただ,貸主,借主の合意により再契約することは可能で,その場合は定期賃貸借契約ではなく,普通賃貸借として再契約できる場合もあります。単身赴任や,改築中の仮住まいなど,期間を定めて賃貸する場合には便利で,賃料も安いケースが多いようです。ただ,たとえ定期のつもりでも,予定外の延長が必要となることもありえますので,契約時は,期間の延長が可能か,どの程度の期間での契約が可能か,また中途解約が可能かなども確認しておきましょう。
賃貸住宅の契約では,ほとんどが国土交通省などの標準契約書式が使用されます。標準契約書と実際の契約書と比較して,大きな相違点がある場合は理由を聞いておくのも大事です。
参考資料 国土交通省:賃貸住宅標準契約書https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000023.html
登録者 | 京安心すまいセンター |
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最終更新日 | 2022-03-07 15:59:09 |