契約する前に

不動産の購入に際しては、取引条件について知っておく必要のある事項は多岐にわたり、専門知識が必要なことも多いため、売主と直接交渉することは困難です。そこで、一般的には不動産の専門家である宅地建物取引業者(参照:<不動産業者の選び方>)が媒介などで関与することになります。

希望物件が見つかり契約に進む場合、宅地建物取引業者は、購入希望者に対して、契約が成立するまでの間に、取引条件の内容やその取引条件に関する重要な事項について「重要事項説明書(参照:<重要事項説明>)」を交付し、宅地建物取引士に説明させなければなりません。

重要事項説明は、物件を購入するかどうかを判断する非常に重要なものです。契約前のできるだけ早い時期に入手し熟読したうえで、自分が知りたいことについて説明がなかったり、疑義が生じた場合などは、そのままにせず、質問をして納得がいくまで説明を求めましょう。

契約は自己責任です。

急いで契約した後に希望の物件ではないことが分かっても、簡単に解除することはできません。十分に重要事項説明を理解して、納得してから契約に進むことが大切です。

 

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2024-06-09 15:59:08
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