エコ住宅の設備について

住宅にエネルギー効率の良い設備機器を設置し使用することで、光熱費を抑えることができ、夏は涼しく、冬は暖かく快適に過ごせることができます。また、省エネに対応した住宅の設備を導入することで補助を受けられる場合があります。
エコ住宅でよく用いられる設備についてご紹介します。

・太陽光発電・太陽熱利用システム
・太陽光発電
屋根や屋上などにソーラーパネルを設置し、太陽の光を電気に変換する発電方式です。停電しても電気が使える他、自家消費後の余剰電力を電力会社に買い取ってもらう事もできます。
・太陽熱利用システム
太陽熱集熱器を設置し、太陽の熱を使って給湯や冷暖房に利用するシステムです。太陽光発電に比べて、エネルギー変換効率が高いため、設置する面積が少ない場合でも効果が得られる利点があります。

・節水型トイレ
節水型トイレは、少ない水量で洗浄できるため、水道代の節約ができます。
汚れが付きにくい加工がされていることや、流れ方の工夫などから、少ない水量であっても、効率よく洗い流せることが出来ます。
また最近では、余計な電力を使わない便座の保温機能や温水シャワーなど節電機能が備わっているものもあります。

・高効率給湯機
高効率給湯器には大きく分けて、ヒートポンプ給湯機(エコキュート)、家庭用燃料電池(エネファーム)、電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯器)、高効率ガス給湯器(エコジョーズ)の4種類があります。
・エコキュート
ヒートポンプの原理を⽤い、夜間電力や太陽光で発電した電力を有効に利用して冷媒の圧縮・膨張サイクルによりお湯を作り、貯湯タンクに蓄えて必要なときにお湯が使えます。
・エネファーム
都市ガスやLPガス等から水素を作り、その水素と空気中の酸素の化学反応により発電するものです。エネルギーを燃やさずに直接利⽤するので⾼い発電効率が得られます。また、発電の際に発生する排熱を回収し、給湯器としての役割も果たします。
・ハイブリッド給湯機
ヒートポンプ給湯機とガス温水機器を組み合わせたものです。ふたつの熱源を効率的に⽤いることで、⾼効率な給湯が可能です。
・エコジョーズ
今まで使わずに捨てられていた排気熱を活用し、水を温めておきます。そのため従来より少ないガス使用量で効率よくお湯が沸かせます。

エコキュート、エネファーム、ハイブリット給湯器は、一定の性能要件を満たす場合、給湯省エネ2024事業の補助の対象となっています。
それぞれお湯を沸かす仕組みや特徴が違うこと、設置面積、導入コストなど異なるため、それぞれの家庭に合った給湯機を導入することで省エネ効果を得ることができます。

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2024-02-08 16:38:31
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