物件の見学

 不動産を購入する際には,気に入った物件が見つかれば,まずは現地へ出かけ,広告などの情報だけでは分からないことを詳しくチェックしましょう。

新築の場合
 新築物件の場合は,完成している物件か,完成していない物件かによってチェックポイントが変わります。
完成物件の場合,実際に物件を見ることができるので,広さや仕様,設備などのほか,窓からの眺望なども細かくチェックしましょう。
未完成物件でモデルルームを見学する場合は,購入を希望する物件と比べて間取りや広さがどう違うのかをしっかり確認しましょう。また,設備がオプションであることも多いので,しっかり確認しましょう。

中古物件の場合
 中古物件の場合は,新築物件のチェック項目に加え,建物の維持管理状況や設備などの傷み具合も確認したいポイントです。
一戸建ての場合は建物の外壁や屋根,さらには基礎や土台を,マンションの場合は住戸内はもちろん,外壁や共用廊下などの劣化状況など,建物全体の管理状況も確認しましょう。特に一戸建ての場合は,自分では状態の判断が難しい場合も多いため,建築士等の専門家に「ホームインスペクション(住宅診断)」を依頼する方法もあります。また,居住中の物件を見学する際には,見えないところもあるので,不具合がないかどうかの確認を売主に直接するとよいでしょう。
 また,希望通りにリフォームできるかどうかあらかじめ確認しておきましょう。主に,マンションの場合は,「管理規約」によりリフォームに関する制約が定められていないか,一戸建ての場合は,法律や条例による制約を確認する必要があります。さらに,建物の構造上,リフォームが難しい場合もあるので,専門家などに相談するとよいでしょう。

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2022-03-07 15:59:08
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