重要事項説明
重要事項説明とは、不動産会社等(宅地建物取引業者)が不動産の売買や仲介などをする際に、「契約前に行うことを義務付けられている説明」のことです。
重要事項の説明は、「宅地建物取引士の資格を有した者」が行い、説明時には「宅地建物取引士証を提示」しなければなりません。重要事項説明は、不動産を購入するかどうかを判断するための最終段階となります。不明な点や疑問点がある場合は、遠慮せずに不動産会社の担当者に質問し、きちんと理解することが重要です。その上で売買契約を締結することを心掛けましょう。
重要事項説明の主な内容
……… 物件に関する事項 ………
- 物件についての権利関係(物件の所在地や面積、所有者など)
- 法令上の制限事項(用途地域や建ぺい率など)
- 土地と道路の関係、水道・電気・ガスなどの整備状況(主に一戸建て)、管理修繕計画(マンション)
- 敷地や建物の状態について
……… 取引条件に関する事項 ………
- 手付金の金額や保全措置について
- 契約解除、損害賠償について
- 契約不適合責任、供託や保険加入等について
- その他、特記事項などについて
……… 分譲マンションに関する追加事項 ………
- 敷地に関する権利の種類及び内容
- 専用部分の用途、共用部分、専用使用権等に関する規約について
- 修繕積立金や管理費に関する事項
- 建物の維持修繕の実施状況の記録内容
登録者 | 京安心すまいセンター |
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最終更新日 | 2024-07-07 15:59:08 |