原状回復費用

原状回復とは、「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義しており、その費用のことを原状回復費用といいます。
原状回復費は、原則的に賃借人負担となります。

民間賃貸住宅における賃貸借契約は、いわゆる契約自由の原則により、貸す側と借りる側の双方の合意に基づいて行われるものですが、退去時において、貸した側と借りた側のどちらの負担で原状回復を行うことが妥当なのかについてトラブルが発生することがあります。
こうした退去時における原状回復をめぐるトラブルの未然防止のため、国土交通省では「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を定めています。

疑問点等があれば参考にしてください。

◇ 国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」

◇ 国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に関する参考資料 (令和5年3月発表)

☆相談員’s COMMENT☆
原状回復とはどういうものか? どこまでが通常の使用なのか?  施工の単位はどのくらい?
知りたかったことが、実際の事例に基づいて、わかりやすく解説されています。
この参考資料には、特にトラブルの多い、クロスやフローリングの張り替えの負担割合について紹介されていて、大変参考になります。
退去時だけでなく、契約前にも、ぜひご一読ください!

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2022-03-07 15:59:09
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