屋根の点検
屋根は,家を雨や風から守ってくれる大切な役割を担っており,約10年ごとにメンテナンスを行なっていくと,いい状態を維持することができると言われています。屋根は雨風や紫外線の影響を受けやすい部位のため,徐々に劣化します。しかし,大きく傷んでいても気が付かずに放置されることもあり,雨漏りに繋がる恐れがあります。
屋根の点検を安全に自分で行うためのポイントやチェック項目についてご紹介します。
まずは,屋根の点検は,2階の窓やはしごからとし,自分でおこなえる範囲でとどめておくことが大切です。
次に,点検時にチェックしておきたい症状は次のとおりであり,症状が発生しやすい場所は棟,外壁際,谷になります。
・屋根材や棟板金が浮いている
・屋根材が浮いていたりはがれていたりする
・屋根がさびている
・漆喰がはがれている
また,屋根だけでなく「雨どい」も台風や雨の影響によってゴミのつまりなどの症状が発生することがあります。台風などの際に,飛んできた落ち葉が雨どいにたまることでつまってしまうと雨水をきちんと排水することができません。そのままにすると,雨漏りや雨どいが傷む原因になることがあるため屋根の点検を一緒にみておくとよいでしょう。
安全な範囲で自分で点検を行い,屋根や雨どいに症状がみられた場合は,被害が大きくなる前に一度,専門業者に相談することをおすすめします。
登録者 | 京安心すまいセンター |
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最終更新日 | 2022-03-07 15:59:10 |