不動産相続の流れ

全国的に空き家は増加の一途をたどっています。特に空き家問題が深刻な戸建空き家について,国交省の空家実態調査調査(平成26年度実施)によると,人が住まなくなった理由で最も多いのは「死亡」で全体の42.7%を占めています。所有者の死亡後に相続手続きがされないまま放置されている住宅が多く存在しています。そのまま放置し続けると,何代にもわたり相続人が増え続け,いざ売却しようにも,何年も遡って相続人の整理をする必要があり,多額の費用と時間が掛かかってしまいます。そのような事態にならないように,所有者が死亡した場合には,速やかに相続手続きを行い,空き家として放置しないよう適切に管理する必要があります。
不動産を相続することになったときの一般的な流れは次のとおりです。
まず,相続税の申告期限は10箇月であることを覚えておきましょう。

1 遺言書の有無を確認する
  遺言書が残されているかどうかで手続きが変わります。
2 相続人を確定させる
  誰が相続人としての権利を有しているのかを確定させるために,相続人全員の戸籍謄本を集める必要があります。被相続人(亡くなった人)については,出生から死亡までのすべての戸籍謄本が必要になります。転居を繰り返しているときは集めるのに時間が掛かる場合があります。
3 財産を特定して財産目録を作成する
  相続人を確定させる作業とともに,被相続人の財産を特定して財産目録を作成します。
4 遺産分割協議を行う
  遺産分割協議書(協議で合意した内容をまとめた書類)については,相続人自ら作成することもできますが,不安な場合は司法書士に依頼しましょう。
  なお,遺産分割協議書では,相続人全員の自筆の署名と実印の押印が必要になります。
5 相続財産の名義変更
  相続登記をすることで被相続人から相続人に名義が変更されます。
6 相続税の申告・納付
  相続税の申告・納付期限は,相続開始を知った日の翌日から10箇月以内となっています。期限内に申告・納付できなければ,相続税に関する特例が適用できなかったり,延滞税などがかかったりしてしまいますので注意しましょう。

■相続に関する相談窓口
 ・一般社団法人相続相談センター 相続個別相談会 https://www.kyoto-souzoku.jp/ TEL075-211-1071(受付時間 平日10:00~17:00)
 ・京都府行政書士会 無料相談会 https://www.kyoto-shoshi.jp/activity/index.html  TEL075-692-2500
 ・相続・遺言相談センター https://kyoto-sozoku.info/ TEL075-325-1407(受付時間 9:00~18:00 土日受付可)

 

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2022-03-07 15:59:10
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