2016年7月24日 親子で学ぶ整理収納講座
・講師から,まず冒頭で「なぜ片付けが必要か」「なぜ片付ける子になってほしいのか」を考えてもらい,片付けると関連する言葉の概念を確認した。リバウンドしない片付けの順番として「思考とモノの整理」「収納」「整頓」「片付け」の順で実践することが大切であるとの話があった。
・次に,子どもが自分で整理整頓できるようにするためには,何から始めたらいいのか?という課題について,①場所を決める,②個人のスペースを与える(親兄弟と一緒にしない),③戻したくなる仕組みを付け加えて与えることが重要であることが解説された。その戻したくなる仕組みづくりとして,靴を片付けるシートを親子でつくるワークショップが行われた。(写真2)
・また講師から,片付ける順番について,①全て出す,②分類する,③維持することを解説し,分類の仕方は,親と子どもでは異なる場合があり,子どもの視点から分け方を決めるのが,子どもにとって物を出す時も戻す時も楽になるとの話があった。その後,参加された親たちに物の分け方が子どもによってそれぞれ異なることを知ってもらうよう,子どもを対象に10種類のカードを分けるワークショップが行われた。
・また,片付けされた状態を維持するには,①セットで収納する,②1箱に対して1種類を入れる,③仕切る,④飾る,⑤ラベルをはる・色で分ける等の工夫があることが解説された。その後,楽な仕舞い方の工夫として,洋服を分けるラベルを親子でつくるワークショップが行われた。(写真3,写真4)さらに,人には利き手,利き足があるように「利き脳」があることに触れ,整理収納に利き脳を活かす方法についても解説された。
・最後に,講師は,子どもが片付けしやすい環境をつくるためには,①子どもに場所をプレゼントすること,②子どもの個性を活かした分け方をサポートすること,③子どもの個性を活かした仕舞い方をサポートすることが重要であることを話し,まとめ・片付けは,子どもの「優先順位をつける力(決める力)」,「工夫する力」,「自立心」をも育むことができると締めくくられた。
対象イベント | すまいスクール 親子で学ぶ整理収納講座 |
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イベントレポート | ※本文欄に記載 |
登録者 | 京安心すまいセンター |
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最終更新日 | 2016-05-24 15:36:35 |