2017年2月11日 親子でTRY!収納棚づくり

■自分のモノは自分で片付けよう 講師:日浦弘子
1)モノを片付けるための4つの決まり
日頃から、「整理しなさい」や「片付けなさい」と子どもに言うことが多いですが、「整理」「収納」「整頓」「片付け」という言葉はひとつずつ意味が違います。
①「整理」とは、要・不要で分けて不要なモノをなくすこと。
②「収納」とは、使うところに使いやすく入れること。
③「整頓」とは、きれいに見えるように並べること。
④「片付け」とは元のところに戻すこと。
モノを片付けるには、元に戻す場所が決まっているかどうかが重要です。元に戻す場所が決まってないと片付けることができません。まずは元に戻す場所を作ることが大切です。
2)日常における整理環境
片付けをするには、まずは、どんな環境にしたいかを考えます。例えば、勉強しようと思った時に、机の上が片付いていないとすぐに勉強が始められません。机は何をするところかを考え、それに必要のないものはなくします。それができれば、次はきれいに見えるように美しく整えます。そして収めるところを決めてそこに戻します。親に片付けの習慣がないと子どもたちにも伝わるので、親子で片付けの習慣をつけていきます。
3)「整理」のよいところ
「整理」のよいところは、必要なものがすぐに出てくること。必要なモノがすぐに探せると、必要がないのに買ってしまうことがなくなり、イライラも減ります。そのために整理をして不要なモノをなくしていきます。
4)「整理」と「収納」に必要なこと
幼稚園や保育園は片付ける場所と時間が決められていて、ルールに従って行いますが、家ではそれらがないから出来ません。いつでも散らかっている状況にならないよう、「ふんべつ」を付けて「ぶんべつ」することが大切です。「分ける、入れる、今やろう」を家で実践し、片付けるくせを付けることが大切です。
5)整理収納の方法
「整理」には「とりあえず全部出す」ことが大事です。『全部出す→モノを要・不要で分ける→多いモノを減らす→戻す(場所を作る)→見直す』、このサイクルを繰り返すとよいでしょう。
6)モノの整理収納十字バランス
すべて出したモノを右の図を参考に分類します。
① 気に入っていてよく使う。
② 気に入っているけれどあまり使わない。
③ 気に入らないけれどよく使う。
④ 気に入らなくてあまり使わない。
③は意外と多く場所をとっています。出来れば、家にあるモノは左側半分だけにしてください。
ただし、いらないモノも単に捨てるのではなく、人にあげたり、インターネットで売るなど、捨てるのは最後の手段として有効活用してください。
7)まとめ
モノを整理するには、一旦すべて取り出し分けて、本当に必要かどうかモノと向き合います。そしていらないモノを減らします。次に取り出しやすいように戻して収納することが大切です。

【片付けの棚づくり】講師:天野和久
DIYを実践し、モノの整理収納について考える機会として、すのこや棚板で手軽に作れる収納棚にチャレンジしました。

対象イベントすまいスクール 親子でTRY!収納棚づくり
イベント終了報告日2017-03-30
イベントレポート※本文欄に記載
登録者京安心すまいセンター
最終更新日2016-12-01 16:59:40
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