京都市からの「マンション防災のすすめ」のご紹介

今年は、阪神淡路大震災から３０年です。昨年の能登半島地震からもちょうど１年が経過し、この１月は各地で防災に関する催しが行われました。マンションの防災も気になるところ、京都市から「マンション防災のすすめ」というチラシが届きましたので、ご紹介します。

マンション全居住者さんに読んでほしい！

マンション防災には、各居住者としてできること、管理組合としてできることがあります。このチラシには、マンションに居住する一人ひとりの方に知っておいてほしい情報が満載です。

マンション特有の事情はもちろん、知っておきたい一般的な知識を集めて掲載されているので、管理組合役員の皆さんはもちろんのこと、マンションにお住いの全ての方にぜひ読んでいただきたいです。

チラシは、次の５つで構成されています。

災害発生時に特に注意が必要な、トイレやエレベータのことなどを掲載。「マンション防災ハンドブック」も紹介されています。

災害時の行動をあらかじめ考えておくと、いざというときに安心です。「マイ・タイムライン」や「個別避難計画」が紹介されています。

備蓄は整っていますか？これを機会に見直してみませんか？「チェックリスト」が紹介されています。

いざというときの助け合いには、日頃のコミュニケーションが重要。コミュニティ形成のヒントとなる「事例」や「地域発生型防災訓練」などが紹介されています。

分譲マンション管理計画認定制度や分譲マンションの耐震化の支援制度が紹介されています。

チラシのダウンロードはこちら。

中でも興味をひかれたのが、「マイ・タイムライン」です。「マイ・タイムライン」は、災害に備えて自分自身がとるべき行動をあらかじめ決めておくもので、チラシには、マイ・タイムラインを作成できる、京都市防災ポータルサイトのページが紹介されています。

ページは、案内に沿って入力していくと自動的にマイ・タイムラインが作成できる優れもので、作り方動画なども掲載されているので、手軽に始めることができます。また、入力していく項目には防災への備えの知識がたくさん掲載されているので、勉強にもなります。

ページでは、水害・土砂災害用と地震用の２種類を作ることができます。入力が難しい項目もありましたが、防災対策を見直すきっかけになると思いました。

「マイ・タイムライン」作成のリーフレットより抜粋

いかがでしたか。マンションは災害に強いように思いますが、それは、きちんと備えをして強みを活かしてこそです。皆さんのマンション暮らしの防災対策を見直してみませんか。

※チラシに掲載のQRコードのリンク先

・京都市防災ポータルサイト　https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/

・自治会・町内会&NPOおうえんポータルサイト

・マンション管理計画認定～ここからはじめよう～　https://miyakoanshinsumai.com/special/kanri_start/

資料ダウンロード	チラシ

登録者	京安心すまいセンター
最終更新日	2025-02-07 15:06:29