2015年10月25日 すまいスクール「築270年,東九条の農家住宅を知る!見学会&セミナー 【同時開催】ワークショップ/稲穂で米リースをつくろう!」

■イベントの趣旨について
長谷川家住宅は築270年、室町時代から東九条において農業を営んでおり、幕末長州征伐のおりには会津藩士が投宿したという歴史があります。京都市景観・まちづくりセンターの「京町家まちづくりファンド」を活用し3年前に改修されました。敷地内にある離れも「空き家改修助成」を受けて「資料閲覧室」としてオープンします。この機に住宅を広く公開し、東九条の農家建築群の歴史や文化を市民に伝えるとともに、日本の木造建築の魅力を広く知っていただくための機会としました。

■セミナー「長谷川家物語」
講師:中川 聡七郎氏(一般財団法人 長谷川歴史・文化・交流の家 代表理事)
当時の東九条村では、秀吉の指示により、二條家、九條家、西園寺家、鷹司家、庭田家、花山院、青蓮院などに、年貢を納めていました。その1つであるこの住宅は、洛中に接していた土地柄、農家住宅でありながら虫籠窓や箱階段など、京町家の様子を残しています。歴史資料を参照し、庄屋さんは、農家同士が順繰りに担当していたのではないかと推測しています。
母屋は、過去に2回改修・修復をしており、一回目は、今から60年前、昭和35(1960)、妻が高校生のときでした。そのときは、利便性を高めるため現代化し、土間をワンフロアの洋間にしました。2回目は、今から3年前の平成24年春に、清之進(第10代)が明治27年(1894)に作成した図面をもとに、創建当時の姿にすることを目指して、一年がかりで、修復工事を行いました。
270年前の東九条村一帯は、高瀬川が鴨川と交差し、稲作・畑作が行われ、米のほか、九条葱、京人参、慈姑、真桑瓜などの野菜類、藍(九条藍)が栽培されていました。

■離れの見学
解説:中川 聡七郎氏
10月半ばに修復工事を終え、スクール当日に初めて一般公開された離れを中川氏が案内し、各自自由に見学しました。

■ワークショップ「稲穂でリースづくり」
講師:髙田 七重氏(京都森林インストラクター会)
過去に、農家住宅の周辺で採集可能であった稲穂や木の実等の材料でリースづくり体験を実施しました。

■参加者のアンケートより
・古い民家の見学もおもしろく、リース作りもとても楽しかったです。
・古民家を生かした家づくりがすごかった。
・市内の真ん中にこのような古い民家があって歴史を感じる建物を見学できて良かった。

対象イベントすまいスクール「築270年,東九条の農家住宅を知る!見学会&セミナー 【同時開催】ワークショップ/稲穂で米リースをつくろう!」
イベントレポート※本文欄に記載
登録者京安心すまいセンター
最終更新日2015-09-24 21:43:16
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