祝、管理計画認定件数50件(+7)達成!京都市の担当者さんにお話を聞いてみました

令和6年10月25日に、管理計画認定件数50件を達成してから、はや1カ月がたとうとしています。
この数字は多いのか、少ないのか?というところですが、京都市の広報発表資料によると、政令指定都市の中では認定件数が名古屋市と並んで第4位、分譲マンション総数に占める認定件数の割合で比較すると、なんと第1位だそうです。
そして、件数はさらに増加し、令和6年11月25日時点でなんと57件
まだまだ認定が増えていきそうですね。

そこで、管理計画認定にかける思いを、京都市の担当者さんに聞いてみました。

適正化推進計画には、令和12年度までに300件という目標が掲げられています。制度開始後約2年で50件という数字は、スタートアップとしてはいかがですか?

令和4年度に2件、令和5年度に23件、そして令和6年度は10月末時点で25件と、加速度的に件数が伸びてきています。管理組合さんの中でも、だんだんと制度が認知されていっていることをうれしく思います。

 

分譲マンション総数に占める認定件数の割合が政令指定都市の中で第1位(10月25日現在)とのことですが、京都市で認定が伸びている理由はどこにあるでしょうか。

京都市は、地域活動市民活動が非常に活発で、歴史的にも市民の自治まちづくりの意識が高いまちだと思います。それが、管理組合さんの管理に対する意識の高さにつながって、件数に反映されているのではないかと思います。

 

分譲マンション管理支援のご担当者として、管理計画認定制度に期待することを改めてお聞かせください。

管理計画認定制度は、認定を取る・取らないよりも、認定基準という「ものさし」を使って、マンションの管理状況を見つめ直してもらうことに意義があると思います。ですので、まずは管理状況を確認していただくためにも、「事前チェックサービス」を御利用いただければと思います。

 

管理計画認定制度は、マンションの管理状況を見直す絶好のチャンスということですね。そのためには、認定取得の過程や適合状況を自分たちで把握しておく必要がありそうです。

また、せっかく認定取得を検討するなら、取得した時のメリットも再確認しておきたいところです。

認定取得のメリットを教えてもらいました。

認定取得のメリットには、次のようなものがあります。ぜひ、検討してみてください。

  • 市場において評価されることや、住民の管理意識が保たれ、管理水準維持向上しやすくなることが期待される。
  • 住宅金融支援機構の「フラット35」や「マンション共用部分リフォーム融資」の金利引下げられる。
  • 住宅金融支援機構の「マンションすまい・る債」の利率上乗せされる。
  • 要件はあるが、大規模の修繕等を行った際、固定資産税減額措置が適用される。

管理組合さんの中で合意形成する際にも、メリットが説明できると認定につながりやすいですね。ありがとうございました!

制度の詳細はこちら

●管理計画認定制度●

京都市分譲マンション管理計画認定制度の詳細はこちらを参照してください。(京都市のホームページに移動します)

●事前チェックサービス●

お話のあった、「事前チェックサービス」は、皆さんの分譲マンションの管理計画認定基準の適合状況を、マンション管理士さんが無料でチェックしてくれる制度です。少し前にご紹介したので、詳しくはごちらを参照してください。

●認定マンション一覧●

京都市の管理計画認定マンションの一覧はこちら

●住宅金融支援機構さんの制度●

「【フラット35】維持保全型」に関する情報はこちらから

「共用部分リフォーム融資」に関する情報はこちらから

「マンションすまい・る債」に関する情報はこちらから

管理状況を見直して、良い管理の長持ちマンションを目指しましょう!

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2024-11-28 18:34:20
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