よくある相談ランキング!不動産トラブル編
京安心すまいセンターでは、建築、不動産、分譲マンション管理など、様々な「すまいに関するご相談」に応じています。
今月は、不動産トラブルに関する相談事例から、よくある相談ランキングをご紹介します。
はじめに
「家」は、一世一代の大きな買い物になるのではないでしょうか。
家を取得するときには、不動産事業者や金融機関など多くの人が関わり、共通ルールのもと個々の約束事を取り決めたうえで、契約が執り行われます。その契約について、「十分な説明がなかった」、「内容に問題があった」などで、物件の解約や賠償責任の有無について問合せが多くなっています。
契約では、双方に、権利や義務が生じるため、自分の言い分ばかりが通用しないこともしばしばあります。
どんなことに何に気を付ければよいかを、「不動産トラブル」にまつわる相談事例から学びましょう。
よくある相談ランキング
【1位】中古住宅の購入に関する相談【2位】家の新築を前提とした土地の購入に関する相談【3位】家を売却するときの土地にまつわる問題
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中古住宅の購入時に「よくある相談Q&A」
※こちらは「すまいの買う」に関するQ&Aから抜粋した相談内容と回答例です。
- 売買契約時に手付金を支払いました。キャンセルした場合,返金されますか。
- 中古住宅を購入したところ,雨漏りが見つかりました。売主に修繕してもらえますか。
- その他、よくある相談Q&Aをご覧になりたい方は、こちらから。
住宅の種類は様々であり,物件価格,広さ,住環境など希望にあった住宅を見つけるのは至難の業です。
その中で、所得の低い若年世帯や利便性を重視するリタイヤ世帯に「中古住宅の購入」が支持されはじめています。
中古住宅は、品質・性能が、消費者にわかりにくく、現物を見て購入したのにも関わらず、売買取引後のトラブルが後をたちません。
中古住宅であっても、いいものを買って、「きちんと手入れして、長く使う」ことが可能です。購入前に、建物の『今の状態』を把握する※ことからはじめ、将来を見据え,じっくりと考える時間が必要です。
ずっと住み続ける「家」ですから、納得したうえで購入を決断しましょう。
※購入前に、建物の『今の状態』を把握するには
建物に対する不安解消や購入後のトラブル回避のために、建築士による第三者目線で構造上の問題点や劣化の有無を調査する制度である『既存住宅現状調査』を利用することは有用です。
(引用)マンガでわかる既存住宅状況調査(日本建築士事務所協会連合会)
https://www.njr.or.jp/inspection/about/
もっと知りたい基礎知識
京都市の住情報ポータルサイト『京すまいの情報ひろば』から様々な住まいに関する情報をご覧いただけます。京すまいの情報ひろばは、ご自分のライフステージ※にあったテーマで検索いただけます。
※ライフステージとは,出生から,学校卒業,就職,結婚,子育て,リタイアなどの節目のことをいいます。
[すまいの学び]すまいを買う
https://miyakoanshinsumai.com/knowledge/?mokuteki=kau
[すまいの学び]すまいを建てる
https://miyakoanshinsumai.com/knowledge/?mokuteki=tateru
参考:「宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方」について
不動産取引における宅地建物取引業者の役割について、国土交通省が説明しています。
https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000268.html
登録者 | 京安心すまいセンター |
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最終更新日 | 2022-07-16 11:07:33 |