【連載】京都 Real Voice

京都real voiceでは、京都市内各地に暮らしている方々へのインタビューを通じて、そこに暮らしているからこそ語れる地域それぞれの魅力を探ります。第2回は、2017年2月京安心すまいセンターが主催した子育てシンポジウム「子育て世帯必見!京都でのこだわり子育てを考える」において、当時、洛西ニュータウンの団地に住んでいた中1の息子さん、小6の娘さん、2歳半の息子さんの三児のママでありながら、西京区の子育て中のママを支援するマミーズアップの代表として活動していたSさんが語った洛西ニュータウンの魅力を紹介します。5年経った今の様子についても語っていただきました。

第2回 洛西ニュータウン 

緑いっぱいでも利便性も譲れない郊外ニュータウンライフ

 

入居に至った経緯

私は西京区の洛西ニュータウンに住んでいます。中1の息子、小6の娘、2歳半の息子の三児の母をやっています。私自身が26年間京都府舞鶴市という海も山も目の前にあるところで育ち、結婚後は東大阪という逆に中小企業のトラックばかり走っているような工場ばかりのところで8年過ごして、そのあとに京都に引っ越しをしてきました。やはり自分の育った環境に近いところに行きたい、ということがすごくあって、当時一番上の子は、小学校1年生だったのですが子育てもそのような環境でしたいと思いました。実家のほうには仕事がないということもあり、少し離れてはいますが帰りやすいということで西京区を選びました。

 

洛西ニュータウンの特徴

洛西ニユータウンは西京区といっても亀岡寄りの山手にありますので、坂が続いており京都市よりも2、3度気温が低く、雪もかなり降ります。私は団地の5階に住んでいるのですが、目の前の建物ともかなり落差があります。なので、少し坂を登ると全然景色が違います。うちはたまたま団地ですが、戸建ての家もたくさんあります。

 

ニュータウン内の公園

子どもが通う小学校の学区には遊具がある公園があり、隣にはグラウンドもあって野球チームが練習をすることもあります。4つの各学区の徒歩圏内に、遊具のある公園と何もないグラウンドがそれぞれあって割りと整備されています。買い物がてら寄るというよりは、子どもが目一杯遊びに行く場所として利用しています。高学年になると学区をこえて遊びに来る子もいるそうで、上の子ども2人は違う学区の子との交流の場としても活用させてもらいました。各団地の中にある小さな公園には滑り台とブランコがあるくらいなのですが、広い団地だと2、3個あります。私の息子は2歳半ですが、もっと小さいお子さんだと、先ほどの大きい公園に行くのは荷物もありますしお母さんは大変ですが、ちょっと外に出て遊ばせたいなと思つたときに団地の中にこのようなスペースがあるとちょっと走り回れたり遊んだりできるのでいいなと思います。例えば服がドロドロになったり、おむつを替えたいときに団地内だとすぐに帰れますから。

 

地域でのイベントヘの参加

洛西のとなりには、大原野という、自然が多く有名な神社などもある地域があります。そこの畑で栽培されている野菜を収穫するというイベントがたまに開催されています。2月に参加したときは人参を抜いて屋外で調理をしてみんなで食べるというイベントでした。人参もオレンジだけではなく黄色や紫色もあって、その場で、みんなで食べました。それぞれ味や食感が違いました。とれたての野菜をその場で食べられることで大人はもちろん子どもも野菜への関心を持てます。2歳半の息子はこれで人参嫌いを克服することができました。徒歩圏内でこのような体験ができるのはとてもいいなと思っています。

徹底された歩車分離

ニュータウンは本当に道の整備がしっかりされていて、車道と歩道がしっかり分かれているので、雪が降ったときも車を避けながら歩くのではなく歩道を歩けるので安全性も確保されています。今年はたくさん雪が降りましたが、子どもも楽しむことができました。

 

 

 

現在、3人の子どもたちはそれぞれ、大学1年、高校3年、小学2年になり、大学生の息子は家を出て一人暮らしを始めました。行動範囲が広くなった長男長女は、大阪や京都の中心部に移動する際、バスや自転車を利用していて、少しアクセスのしづらさを感じる面はあるようです。たまに車で送り迎えするようにしていて、その時間が子どもたちとの会話の時間になるので、それはそれで貴重な時間になっています。小学生になった末っ子は、自転車に乗るようになったので歩車分離の歩道を安全に走行することができて、行動範囲も広がりました。逆に、違う地域に行った時に、歩車分離じゃない場所が多いので、今はその違いを伝えながら過ごしている感じです。

隣接する大原野地域では、コロナ禍でイベントが減ってしまった時期はありましたが、外国人アーティストによるアートイベントや、農家さんによる収穫体験など自然と街とが融合したイベントをどんどん開催されているので、親子で楽しんで参加しています。高齢化が進み、独居の人も増えたりしている中、自治体やNPO法人などが協力して、シニア層の交流の場や活躍の場をつくっていることも、とても活気があってよいと思っています。

私は、よく、洛西ニュータウンの魅力を聞かれますが、5年前と変わらずあるのは「ちょうど良いまち」であるということ。なにかがずば抜けて魅力がある!という地域ではないかもしれませんが、都会へのアクセスが極端に悪いわけでもなく、すぐに触れ合える自然環境や多世代共創など、まだまだ可能性のある地域だと思っています。

マミーズアップの活動としては、2020年の9月から阪急洛西口高架下にある京都市交流促進まちづくりプラザで、月に2回「マミーズガーデン」というママ向けの交流の場を開催し続けています。ママが息抜きできるような「おしゃべりの場」や、ヨガやものづくりなど、ママが楽しく参加できるワークショップ、講座など、毎回内容を変えて開催しています。子育て中のママが「子育てって大変なことがいっぱいあったけど、楽しい時間やったな〜」と、人生の宝物にできるような子育て期間にするためのお手伝いをしています。

マミーズアップHP https://mammysup.info/

マミーズアップ公式LINE https://page.line.me/ewa8109a

 

登録者京安心すまいセンター
最終更新日2022-10-21 9:51:22
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